トラリピとは?~初心者にトラリピをおすすめする3つのメリット~

FXって何?

FX(Foreign Exchange)の略で、「外国為替証拠金取引」といわれるものです。

実はFXというのは身近なものです。海外旅行に行く際、渡航先の通貨に交換しますね?この交換のことです。

これは米ドル円のチャートです。

チャートのAskというのは1米ドルを買う時に支払う日本円、Bidは1米ドルを売ったときに得られる日本円です。

AskとBidには0.002円の差がありますが、これはスプレッドと言われるもので売買所(証券会社や外貨両替所)への手数料のようなものです。

海外旅行の際には米ドルの価格はあまり気にかけないかもしれませんが、「安いときに買い、高い時に売る」。

FXではこの差、つまり売買益を目的にするものです。

トラリピって何?

トラリピとは、外国為替取引において新規(買いor売り)と決済(売りor買い)の注文を同時に発注する「イフダン注文」繰り返す(リピート)自動売買機能を持つ発注機能サービスのことです。

あずき
あずき

イフダンとはIf-Done。

現在の米ドル円レートが1米ドル=100円の場合、もし99円になったら1米ドルを買い、その時に買った1米ドルが101円になったら決済する。

イフダン注文とはこういう注文のことで、この注文をリピートするのがトラリピです。

トラリピの詳細についてはこちらの動画を見てみるとわかりやすいです。

初心者にトラリピをおすすめする3つのメリット

ハラハラするトレードをしなくていい

 かつての私がFXで失敗したように、自分自身で判断してトレードする場合、損益が気になりすぎて正常な判断をすることができなくなります。

 評価損益(決済したら確定する損益額)がプラスの時は、まだ利益が出るかもしれないと思い決済(利益確定)せずにいるとマイナス評価になり

 評価損益がマイナスの時は、いずれプラスになるだろうと思い決済(損切り)せずにいると、さらにマイナスが膨らんでしまう。

 こういうことが自分で行うトレード(裁量トレード)では、初心者には往々にして起こることなのです。

 ですがトラリピでは、一度設定してしまえば自動で売買してくれるのでチャートを見る必要がなくなり、ハラハラすることもなくなるのです。

寝ているときも、テレビを見ているときも売買してくれる

 裁量トレードは、自分でトレードするためチャートに向き合っている時間だけしか取引できません。(厳密に言えばそうではないですが。)

ですがトラリピは、マーケットが開いている時間(月曜7:20~土曜5:50又は6:50)は自動で取引してくれます。

つまり、あなたが寝ている時であっても、旅行に行っているときであっても、テレビを見ているときであっても取引し、利益を積み重ねてくれるのです。

 これはトラリピを利用する最大のメリットです。

設定がかんたん

トラリピで自動売買をするには設定しなければなりません。

設定は意外と簡単でマネースクエア公式ホームページやアプリで確認することもできます。

リスク試算がかんたん

 トラリピは、簡単に設定できて自動売買してくれるのが最大のメリットですが、「リスク試算がかんたん」という隠れたメリットがあります。

 運用予定通貨、トラップ範囲、買い→売りor売り→買い、トラップ本数、運用予定金額を入力することでリスクを試算することができるのです。(例えば、運用予定通貨:米ドル円、トラップ範囲:1米ドル=90~130円の範囲、買い→売り、トラップ本数:10本、運用予定金額:100万円、なら  円まで耐えることができる)

 このリスク試算は、基本的には自分で計算して算定する作業が必要ですが、トラリピではリスク試算ツールとして提供してくれているため非常に簡単で計算ミスなく算定することができるのです。

まとめ

 トラリピは一度設定してしまえば後は自動で取引してくれるため、どんなに忙しい人でも簡単にトレードすることができます。初めはとっつきにくいと感じるかもしれませんが、初心者でも設定できるようにガイドも用意してくれています。

 それでも自分で設定するのは難しくて出来ない!という人向けに、「トラリピ世界戦略」というものがあり、すでに設定されている戦略をそっくりそのまま使用することができるのです。

 何事も初めはネガティブな感情が原因で尻込みしてしまいがちですが、何事もやってみなければ始まりません。とりあえず少額からやってみましょう!

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